メタボローム研究チーム

 

 

 

私たちはこれまでに、生体内の脂肪酸やリン脂質の代謝を網羅的かつ定量的に把握するためのメタボローム解析システムを構築し、炎症・代謝性疾患の制御において脂肪酸代謝バランスが重要であることを示してきました。中でも、EPAやDHAなどω3脂肪酸が体内で活性代謝物に変換され、積極的に抗炎症作用を発揮していることを見出してきました。これら内因性の炎症制御性物質をメタボローム解析により包括的に捉え、その生成機構や作用機構を分子レベルで明らかにすることは、炎症を基盤病態とする様々な疾患の病態解明および治療法の開発につながることが期待されます。さらに、新しい生理活性物質のディスカバリーフェーズを志向したメタボロミクス新技術の開発と応用を進めています。

 

 

 


脂肪酸代謝バランスと脂質の三大機能

     実験医学(羊土社)2012年2月号より引用

 


 

Topics

2021年4月28日

腸内細菌叢の複雑な脂質多様性を解明する手法を開発 -腸内細菌が産生する新しい脂質の同定に成功-

2021年4月14日

有田TLが令和3年度文部科学大臣表彰科学技術賞(研究部門)を受賞しました

2020年6月

生命の脂質多様性を解明 ―質量分析インフォマティクスで複雑な生命現象の理解に貢献―

2020年5月6日

有田TLのレクチャー「Linking lipids and disease: Making the connection between fatty acids, inflammation, and tissue homeostasis」がScience誌Webinarとして配信されます。

2019年11月

雄性生殖に必要な脂質環境をつくる仕組みを解明ー精子の正常発達に必要なDHA/DPAー

2019年10月

The Lipid(メディカルレビュー社)「生体制御にかかわる多彩なリポクオリティ~基礎から病態まで~」を企画・編集

2019年6月

医学のあゆみ(医歯薬出版)特集「脂質クオリティ研究の基礎と臨床」を企画・編集

2019年6月

第60回国際脂質生物学会議(60th International Conference on the Bioscience of Lipids: ICBL2019)を主催

2018年6月

実験医学増刊(羊土社)「脂質クオリティ~生命機能と健康を支える脂質の多様性~」を企画・編集

2018年3月

医学のあゆみ(医歯薬出版)「脂肪酸クオリティの多様性と病態」を企画・編集

2017年7月

炎症と免疫(2017年7月号)「リポクオリティと炎症・免疫の制御」を企画・編集

2016年7月

血管医学(メディカルレビュー社)「機能性脂質・脂肪酸の多彩な生理活性と病態形成」を企画・編集

2015年7月

新学術領域研究「脂質クオリティが解き明かす生命現象(リポクオリティ)」が発足しました

2015年6月

魚油に多く含まれるオメガ3脂肪酸が心臓を保護する仕組みを解明

2014年7月

実験医学増刊(羊土社)「脂質クオリティ~生命機能と健康を支える脂質の多様性~」を企画・編集

2012年2月

実験医学(羊土社)「炎症・代謝性疾患に潜む脂質メタボリズム」を企画・編集

 

 

Links

[IMSセンター内向け] メタボローム解析支援のご案内

 

新学術領域研究「脂質クオリティが解き明かす生命現象(リポクオリティ)」

 

60th International Conference on the Bioscience of Lipids WebSite

 

リピドミクスソフトウェア(RIKEN PRIMe)

 

慶應義塾大学薬学部代謝生理化学講座HP

横浜市立大学 大学院生命医科学研究科 代謝エピゲノム科学研究室HP