Our History
沿革
センター設立の経緯
統合生命医科学研究センターは、「新しい医科学で未来の医療に貢献する」ことを目指し、2013年に設立されました。
2000年からゲノムと多因子疾患の関係の解明に 取り組んできた遺伝子多型研究センター(2008年、ゲノム医科学研究センターに改称)と、2001年から免疫システムの総合的な解明を目指してきた免疫・アレルギー 科学総合研究センターを母体とし、ゲノムと免疫の双方向から疾患発症のメカニズムを解明してきました。
一方で、近年の技術の発達により、細胞がRNAの様々な機能によって特徴づけられていることを踏まえ、2018年4月からは、RNAの発現や機能について2008年から多くを明らかにしてきたオミックス基盤研究領域(2013年からライフサイエンス 技術基盤研究センター 機能性ゲノム解析部門に改組)と統合しました。
そして2025年4月に生命機能科学研究センター 構造生物学分野、情報統合本部・先端データサイエンスプロジェクトなどのチームが加わり、ゲノム・タンパク質・細胞・臓器・個体などの様々なレベルで生命現象を多層的に見るオミックス解析研究に向けて更に充実した研究を目指します。
