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カロリンスカ研究所-理化学研究所 国際集中講義 「オミックスデータを用いた遺伝子制御におけるバイオインフォマティックス分析と疾患への応用」

2017年2月23日(木)~3月1日(水)

[日時]
2017年2月23日(木)~3月1日(水) 9:00 – 18:00

[場所]
ライフサイエンス技術基盤研究センター 横浜キャンパス 西研究棟 W118-120

[概要]
理化学研究所ライフサイエンス技術基盤研究センター 機能性ゲノム解析部門とカロリンスカ研究所(スウェーデン)は、2017年2月23日(木)から3月1日(水)の5日間(休日、祝日を除く)、理化学研究所横浜キャンパスにて大学院博士課程レベルの集中講義を開催します。
本講義は、スウェーデンならびに日本の大学院の博士課程在籍者を対象とし、世界最先端の国際研究機関で活躍する医学系・生物学関連領域の研究者から、直接知見を得る機会を提供することを目的としています。講義はすべて英語で行われ、国際色豊かな環境で受講できます。
受講者は、志望動機・コースへの適性について書類審査により選抜されます。また、コース修了試験に合格した受講者には、修了書を授与します。
講義は無料です。
参加応募は締め切りました。お問い合わせ:
ki_riken_course.gsc■riken.jp(■→@)

[受講料]
無料。ただし旅費、滞在費等は自己負担。

[コース内容]

  • ・通常(疾患ではない)と疾患時における調節不全の状態での遺伝子制御の原理をゲノムワイド並びに遺伝子座レベルから理解する
  • ・ゲノムシーケンシング技術とそれに伴うバイオインフォマティックス分析の基礎
  • ・実際のデータ(既発表プロジェクト)を利用したバイオインフォマティックス分析の実践

受講者はコース終了後バイオインフォマティクス分析の原理を理解し、基礎的な分析を行えるようになります。また、ゲノムワイド的な遺伝子制御研究に使われるオミックス関連解析技術、シーケンシング技術などを利用した実験計画の考案、並びにその妥当性を論理的に評価することができるようになります。
詳細はKarolinska Instituteのウェブサイトをご参照ください。

[講師陣]
ピエロ・カルニンチ博士 (Dr. Piero Carninci)
理化学研究所 ライフサイエンス技術基盤研究センター
LinkedIn: http://www.linkedin.com/in/carninci
カールステン・ダーブ博士 (Dr. Carsten O. Daub)
理化学研究所 ライフサイエンス技術基盤研究センター
カロリンスカ研究所
オーエン・ラックハム博士(Dr. Owen Rackham)
Duke-NUS Medical School, Singapore
ラマノ・ジオエレ(Gioele La Manno)
カロリンスカ研究所
シャルル・プレシ博士 (Dr. Charles Plessy)
理化学研究所 ライフサイエンス技術基盤研究センター
橋本 浩介 博士
理化学研究所 ライフサイエンス技術基盤研究センター
[プログラム]
2月 23日(木) 
09:00 - 09:30 Registration 
09:30 - 10:45 Introduction and practical aspects 
10:45 - 11:00 Break
11:00 - 12:30 Lecture 
12:30 - 14:00 Lunch 
14:00 - 15:15 Hands on practical 
15:15 - 15:30 Break
15:30 - 17:30 Hands on practical
2月 24日(金)
09:30 - 11:00 Lecture 
11:00 - 11:15 Break
11:15 - 12:30 Journal club - presentation of papers to work on 
12:30 - 14:00 Lunch 
14:00 - 14:45 Lab tour RIKEN CLST 
14:45 - 15:00 Break
15:00 - 17:30 Hands on practical
2月 25/26日: no course activity 
2月 27日(月)
09:30 - 10:50 Lecture 
10:50 - 11:10 Break
11:10 - 12:30 Lecture  
12:30 - 14:00 Lunch 
14:00 - 15:15 Hands on practical 
15:15 - 15:30 Break
15:30 - 17:30 Hands on practical
2月 28日(火)
09:30 - 11:00 Lecture 
11:00 - 11:15 Break
11:15 - 12:30 Journal club - presentation of papers to work on 
12:30 - 14:00 Lunch 
14:00 - 15:15 Hands on practical 
15:15 - 15:30 Break
15:30 - 17:30 Hands on practical
3月 1日(水)
09:30 - 10:45 Group discussion with mentometer 
10:45 - 11:00 Break
11:00 - 12:30 Preparation for examination 
12:30 - 14:00 Lunch 
14:00 - 15:00 Course examination
15:00 - 15:15 Break
15:15 - 17:30 Course examination
17:30 - 20:30 Certification & Research Exchange
[コース構成]
本コースは、講義、ディスカッション(英語)、セミナーで構成されます。
インターネットを利用しますので、各人PCのご用意をお願いいたします。
[コース終了認定試験]
ディスカッションでの議論への参加、セミナーにおけるグループプレゼンテーションの内容をもとに、
最終的な必要な知識とスキルの習得を評価します。
受講者は2,3人のグループに振り分けられ、評価はグループごと、並びに個人のプレゼンテーション(英語)
それぞれに評価されます。各グループは、コース内容に関連する課題を初日に与えられます。
受講者自身が課題を提案することも歓迎です。その場合の課題は、コース内容に関連するものに限ります。
最終日の修了試験時に、各グループはそれぞれの課題についてのグループプレゼンテーションを行い、
全ての受講生が担当部分を個別に説明します。講師陣は、このプレゼンテーションをもとに、
各受講者を個別に評価し、修了試験の合格判定を行います。
修了認定試験合格者は、修了証が授与されます。所属大学により定められている修了証が別途必要な場合は、
コース開催前に必ず事務局にご相談ください。
[コースディレクター]
カールステン・ダーブ博士 (Dr. Carsten O. Daub)
カロリンスカ研究所
ピエロ・カルニンチ博士 (Dr. Piero Carninci)
ライフサイエンス技術基盤研究センター機能性ゲノム解析部門
[募集要項]
募集対象
日本国内の大学機関に所属する博士課程修学生(医科学、生物学および関連領域)。
現在日本以外の大学機関に所属する博士課程修学生で日本の研究機関に在籍する方も応募できますが、
その場合、応募時に複数の機関に所属する経緯(主たる所属先、日本の在籍研究機関の在籍理由など)を
明記する必要があります。なお、スウェーデンの大学の学生の選抜は終了していますので、ご了承ください。
定員および選考方法
受講者定員:日本国内の大学に在籍する希望者から20名。
受講者は、受講申し込み時の書類選考により選抜します。選考には志望動機を重視しますので、
志望理由と将来の研究テーマにおける本コース履修の意義を著述して下さい。
応募書類
応募フォームにご記入ください。フォームには以下の内容が必要です。
・志望動機(英文文字制限なし、申し込みフォームに記入)
・研究テーマの概要(英文200単語くらい、申し込みフォームに記入)
・指導教員による参加承認レター(英文、文字数制限なし、書式は自由。申し込みフォームに要添付。)
応募方法
応募は締め切りました。お問い合わせは ki_riken_course.gsc■riken.jp(■→@) までご連絡ください。
本コース応募者のうち選考合格者は全員コースを受講していただきます(例外的な場合を除く)。
このため、応募に際しては指導教官等による参加承認を示す署名を添付してください。
応募者には、2017年2月13日 にEメールにて受講可否の連絡を送ります。
応募に関する問い合わせ先:
Eメール ki_riken_course.gsc■riken.jp ※「■」記号を「@」に置き換えて下さい。
Fax 045-503-9216
宿泊施設
宿泊施設は、受講者自身で手配ください。
[問い合わせ先]
Bioinformatics  2017 コース事務局
理化学研究所 ライフサイエンス技術基盤研究センター 機能性ゲノム解析部門
〒230-0045 神奈川県横浜市鶴見区末広町1-7-22
Tel: 045-503-9222 Fax: 045-503-9216
Email: ki_riken_course.gsc■riken.jp※
※「■」記号を「@」に置き換えて下さい。
*Eメールによるお問い合わせは、件名に「Bioinformatics 2017」を明記してください。

【PDFダウンロード】ポスター

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