トランスクリプトーム研究チーム
![]() |
チームディレクター |
---|
研究内容
細胞内の全DNAの塩基配列情報をさす「ゲノム」に対し、細胞内の全転写産物(全RNA)を「トランスクリプトーム」とよびます。トランスクリプトームの大半はタンパク質の情報を持たないノンコーディングRNA(ncRNA)であり、エピジェネティック制御やタンパク質合成制御、幹細胞性の制御など様々な機能に関わっています。当チームは、ncRNAを網羅的に検出する技術やその機能を網羅的に調べる技術を開発し、新たなバイオマーカーの同定や薬剤候補因子の発見、細胞制御、細胞変換に応用します。ncRNAクロマチン、レトロトランスポゾンのncRNAによる制御や、ncRNAのタンパク質合成における制御を調べます。また定量的な発現解析手法であるCAGE技術等のトランスクリプトーム技術の標準化を進めます。
お知らせ
2022/11/11 | 全ゲノム解析による慢性リンパ性白血病患者の層別化に成功 |
2022/07/26 | 体細胞における反復配列間の組換えを解析 |
2021/11/19 | 休眠をもたらす遺伝子の探索 |
2020/11/02 | タンパク質を増やすSINEUPのメカニズムを解明 |
2020/08/06 | タンパク質を増やす秘訣に迫る-翻訳を促進するノンコーディングRNAの2次構造を決定- |
2020/07/28 | |
2020/02/24 | RNA-クロマチン相互作用を推定する新技術「RADICL-seq」 |
2019/11/13 | 110歳以上の超長寿者が持つ特殊なT細胞 |
2019/07/04 | イタリア保健省大臣が横浜地区を視察 |
2018/04/17 | カルニンチ副センター長、大野チームリーダー、岡田チームリーダーが文部科学大臣表彰を受賞しました |
2018/04/04 | 武田薬品工業との共同研究契約を締結 |