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古関明彦副センター長が第55回ベルツ賞を受賞しました

2018年11月16日 NEWS

koseki photo 2019年11月16日ドイツ連邦大使公邸にて
生命医科学研究センターの古関明彦副センター長(免疫器官形成研究チーム チームリーダー)が、第55回(2018年度)ベルツ賞の2等賞を受賞しました。

日本の近代医学の発展に大きな功績を遺したドイツ人医師・ベルツ博士の名を冠した同賞は、日本とドイツ両国の歴史的な医学領域での交流関係を回顧するとともに、その交流関係を更に深めていく目的で、1964年にドイツの製薬会社ベーリンガーインゲルハイムによって設立された伝統ある医学賞です。毎年、時宜に応じた医学分野に関する研究テーマで学術論文を募り、優れた論文に対し授与されます。

第55回となる2018年度の募集テーマは「医学・医療におけるエピジェネティクスの研究」で、古関副センター長の受賞論文「エピジェネティクスによる器官構築と維持の制御」は、真核生物の転写制御において重要な役割を持つタンパク質複合体「ポリコム群」の機能解析やDNAメチル化機構の一端を明らかにするなど、発生エピジェネティクス制御の全体像理解につながるこれまでの研究成果が高く評価され、今回の受賞に至りました。授賞式は2018年11月16日ドイツ連邦大使公邸(東京)で行われました。

関連リンク:
ベーリンガーインゲルハイムジャパン株式会社のプレスリリース

授賞式