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東北地方太平洋沖地震で被害を受けられた研究者の皆様へのメッセージ

2011年03月31日 PRESS RELEASE

このたびの東北地方太平洋沖地震でお亡くなりになった方々のご冥福をお祈りするとともに、被災された皆様に、心からお見舞いを申し上げます。 被災地の再建を強く願い、理化学研究所 免疫・アレルギー科学総合研究センター (RCAI) では、東北地域の免疫研究者の方々の支援を開始し、一刻も早い教育・研究体制の再開をお手伝いさせていただく所存です。

このために、日本免疫学会と協力して、被災された研究室のニーズを伺い、研究試料や研究用マウスの分与、会議参加希望の大学院生・研究者の受入れ、などの協力を検討しております。国内のみならず、海外の免疫研究者からも、震災の復興を支援したいとの申し出を頂戴しています。独マックスプランク研究所、米国国立衛生研究所(NIH)、米国ラホヤ免疫・アレルギー科学研究所(LIAI)等と、連携して支援を進めさせていただきます。

今回被災された方々への支援に少しでもお役に立てますよう、一同、切に願っております。ご希望あれば、三宅健介先生(日本免疫学会)、高井俊行先生(東北大学)、黒崎知博先生(理研RCAI)にご相談ください。検討させていただきます。

理化学研究所 免疫・アレルギー科学総合研究センター
センター長  谷口 克