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心筋梗塞の発症に関連する遺伝子LTAを特定

2002年11月11日 PRESS RELEASE

 心筋梗塞関連遺伝子研究チームは、LTA(リンフォトキシン-α)遺伝子が心筋梗塞の発症にかかわることを明らかにしました。LTAタンパク質は血管の炎症に関連していることが知られています。LTA遺伝子領域にあるSNPが特定のタイプの場合、LTAタンパク質の発現量が減少し、心筋梗塞の発症率が通常よりも1.8倍高くなることが分かりました。 この研究成果は「Nature Genetics」の2002年12月号に掲載されました。