Ethics & Public Information 研究に参加された方への情報

国の倫理指針に基づく倫理委員会の審査・承認により、
研究を推進しています。

IMSでは、個人ごとのゲノムや遺伝子の違いや発現量等を体系的に解析し、疾患との関係を明らかにしています。 そのためには、患者さん等から試料(血液や皮膚の細胞など)や情報等をご提供いただき、収集することが不可欠です。研究への参加をお願いするにあたっては、研究目的や研究方法等、事前に十分な説明をして同意を得る「インフォームド・コンセント」の取得、試料・情報提供者の個人情報の保護等、倫理面への配慮が重要です。

文部科学省、厚生労働省、経済産業省によって示された「人を対象とする生命科学・医学系研究に関する倫理指針」に基づき、理化学研究所横浜事業所では諮問機関として「倫理審査委員会」を設置しています。外部有識者で構成される倫理審査委員会において、研究内容やインフォームド・コンセントの取得、被験者保護が適切になされているかなどについて審査し、承認されたものだけを研究試料・情報として使用しています。

倫理委員会の説明図
人を対象とする生命科学・医学系研究等にご参加いただいている皆様へ 
-試料・情報の利用目的、方法等に関する公開情報-

IMSでは、政府が定めた「人を対象とする生命科学・医学系研究に関する倫理指針(以下、指針)」に基づき、研究にご参加・ご協力いただいている皆様へIMSで実施する研究の情報を本ホームページにて公開し、試料や情報がどのような研究に用いられているかについての情報公開を行い、研究参加の中止(オプトアウト)ができるようにしてきました。 2023年7月、指針が改正され、情報公開が理化学研究所の理事長の責務となったことに伴い、2023年10月1日より、理化学研究所のホームページ、「研究に参加された皆さまへ」に掲載場所を移しました。

また、理化学研究所以外の共同研究機関においても、指針に基づく情報公開が必要な研究計画については、医療機関、大学等のホームページ等で情報公開を実施しておりますので、ご確認いただけますようお願いいたします。